Gift(2020)shake shack plastic cup、7”×4.5”×4.5”

作品解説

このシェイクシャックのカップは、シカゴの中心街でファストフードのカップを持ち現金を物乞いする人に作家が声をかけ、カップを価格交渉して購入されたものである。購入後、作家はいくつかの種類の違う容器を用意し、シェイクシャックの代替となる容器を相手に選んでもらい、それを渡しやりとりは終了する。

この作品は既存の物乞いと通行人の間にある施しや寄付という関係性に対して、それ以外の関係性の構築を試みた作品である。作家は奉仕、ボランティアの精神はどういった状態、適応範囲を持って生まれるのかに関心を持って制作を始めた。

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