At a Glance(2018) Hay, cattle bone, souvenir boxes, stuffed animal, tape, cloth, book, wood, plastic sheet (dimensions variable)

この作品は生活の中での心理的なトリップ(意識の移動)を体感した瞬間を起点にオブジェクトとして表現したものである。駅のホームで目撃した人、旅行に行った時にお土産を自分の身近な人に選ぶ瞬間、馴染みのない土地で馴染みのあるロゴやキャラクターを見つけた時。脳内は物理的な所在から飛躍的な移動を遂げ私たちを帰還させる。インスタレーション内にあるテキストと音声はフィリピン人の小学生が日本の公立小学校で学ぶ中での経験と、小学校教育の中で覚える唱歌「故郷」についての考察である。

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祖父の家、外の土地(主体性の欠如)

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